長期にわたり入れ歯を使用されている患者様の多くが、下記のように様々なお悩みをお持ちになっていると思います。



◆◆◆インプラントデンチャーとは、インプラントと入れ歯の利点を合わせた方法です。◆◆◆
通常のインプラント手術と同様にインプラントを顎の骨の中に埋入し、骨とインプラントがしっかりとくっついた後、その上に入れ歯を安定させるアタッチメントを取り付けます。アタッチメントの対となるものを入れ歯に取り付け治療終了です。
インプラントの利点である『安定力』と、入れ歯の利点である『安価』を併せ持った新しい治療法です。

インプラントデンチャーにもいくつかの種類があり、顎の骨の状態などを考慮し、患者様に一番適したものをご提案いたします。

【ボールタイプ】
ヘッド部分が丸くボール状のインプラントを使用するタイプです。
入れ歯の裏側に特殊な金具を付け、ホックで留める様に入れ歯とインプラントを連結させて固定します。
料金:インプラント手術代+\88,000×ボールの個数(税込)+入れ歯の代金

【マグネット(磁石)タイプ】
埋め込んだインプラントの頭の部分にキーパーという磁石に吸着するパーツ(磁性金属)を取り付けます。
入れ歯の方にマグネット(磁石)を取り付け、その吸着力で入れ歯を安定させます。
上顎に固定式のアタッチメントを使うと、噛む圧力で入れ歯に横の力が加わり、インプラントがダメになる事があります。
その点、マグネットタイプは過度に横の力が加わった場合は自然に外れるので安心です。
料金:インプラント手術代+\88,000×マグネットの個数(税込)+入れ歯の代金


【ミニインプラント】
通常のインプラントよりかなり小さいインプラントです。ヘッド部分の形状はボールタイプのアタッチメントと同じになります。顎の骨が細い方や、費用を出来る限り抑えたい方に最適です。
※通常のインプラント程の固定力はありませんので、上顎には適応されません。
料金:1本\110,000×本数 + \88,000×マグネットの個数(税込)+ 入れ歯の代金


入れ歯がインプラントで強固に固定される為、しっかり噛めるようになります。

最少2本のインプラントで全顎を支える事が出来る為、治療費が抑えられます。

患者様が自由に取り外しが出来る為、メンテナンスが非常に容易です。

大きな外科手術を必要としない為、全身的な負担も少ない治療法です。

状態によっては即日に食事も可能な状態になります。
<インプラントデンチャーのデメリット>

自費診療のため、全額自己負担となります。ただしインプラントは医療費控除の対象になるため、確定申告で所得税の一部が戻ってきます。。

残存する歯に被せる場合は虫歯のリスクが上がります。しっかりと歯磨きをして定期検診を受けることが大切です。

インプラントの埋入が必要になるため、治療期間が長くなります。
